企業理念は、オムロングループの存在意義とその存在意義にふさわしい企業活動を実現するために、オムロングループの構成員一人ひとりが共有するべき価値観と方針をさだめたものです。
オムロンリレーアンドデバイスでは、この企業理念のもと、環境経営、障がい者との共生、地域社会への貢献といった公器としての活動に取り組んでいます。

近年、企業に対して社会の求める価値の質は大きく変わり始めています。従来のように「経済的な価値」だけ求められるのではなく、「社会的な価値」も強く求められます。さらに、オムロングループにおいては事業の拡大やグローバル展開に伴って、顧客、株主、地域社会、社員などステークホルダーが拡大し、多様化しています。これらの変化を背景に、今企業に対しては事業を通じた利潤の追求を超えて、国際社会の一員として、社会に役立つ様々な活動に取り組み、社会と共生することが強く期待されています。
社会や価値観の変化が顕在化してきている今、オムロングループは再度企業理念を見直し、整理して、新企業理念としてまとめました。オムロンは「社会との共生」という考え方をこれまでも貫いてきましたが、この考え方を最もよく表す「企業は社会の公器である」を、企業理念の中核となる基本理念としました。「企業は社会の公器である」は、社憲の制定以来半世紀にわたりオムロングループが経営のよりどころとしてきたものです。この考え方をより明確にし、大事な価値観として継承するために、あらためて企業理念の中心に据えました。
社憲
われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう
社憲は、創業者の立石一真が、企業が「社会の公器」であることを社員向けにわかりやすい言葉でまとめたものです。
企業理念
基本理念「企業は社会の公器である」
「企業は社会の公器である」という考え方は、過去半世紀にわたりオムロングループの存在意義を示すものとして脈々と受け継がれてきました。
「企業は社会に役立ってこそ存在価値があり、利潤を上げることができ、存続していける」という創業者・立石一真の信念を表しています。
企業は、社会に対して有益な価値を提供するために存在し、社会の期待に十分応えられてこそ、よき企業市民として社会から信頼され、存在を許されると考えています。
経営理念
チャレンジ精神の発揮
オムロングループは、自らを「永遠のベンチャー企業」として位置付け、あくなきチャレンジを重視しています。あらゆる企業活動において、現状に甘んじることなく、失敗を恐れず、他に先んじて成果を追求することが、社会に貢献するためには不可欠だと確信しています。
ソーシャルニーズの創造
「ソーシャルニーズの創造」とは、潜在するニーズを感知することにより、暮らしをより豊かにする、また社会の課題を解決する製品・サービスを先駆けて提供し、社会に役立つことです。オムロングループは、固有のセンシング&コントロール技術を核に「ソーシャルニーズの創造」を行い、「個人と社会」「人間と自然」「人間と機械」が調和しながら発展し続ける社会づくりに、率先して取り組みます。
人間性の尊重
オムロングループは、誰もが生きる喜びや誇りを実感し、知恵や感性を駆使して創造的な活動を楽しむという、「人間らしさ」を発揮できる社会づくりに貢献します。そのため、人の多様性、人格、個性の尊重はもとより、人間らしい暮らしや仕事を追求する、「人間性の尊重」という価値観を、すべての企業活動の基本としています。
経営指針
経営指針とは、オムロングループが基本理念および経営理念にふさわしい経営を進めるための方針です。オムロングループは、公正で透明性の高い経営を行うとともに、社員、顧客、株主、地域社会などのあらゆるステークホルダーと誠実に対話し、信頼関係を築くことを目指しています。
個人の尊重
一人ひとりの社員の個性と多様性を尊重し、自律する社員を支援し、活動の場と働き甲斐を提供します。
顧客満足の最大化
品質第一を基本に、世に先駆けた製品・サービスを提供し、顧客満足の最大化を図ります。
株主との信頼関係の構築
企業価値を高め、利益を適正に還元することで株主の期待に応え、長期的信頼を得る経営を目指します。
企業市民の自覚と実践
国際社会の一員として、地域社会の経済・文化の発展に貢献するとともに、資源保護や環境保全に取り組みます。
行動指針
品質第一
提供する製品・サービスの品質はもとより、あらゆる仕事の質を高める努力を続けます。
絶えざるチャレンジ
「高い志」「先駆ける精神」「健全な危機感」に基づいて、新しい価値の創造に果敢に挑戦します。
公正な行動
責任感と良識のもと、法令と社会的ルールを遵守し、高い倫理観をもって行動します。
自律と共生
自らの意思で自ら考え自ら行動し、他者を尊重して互いの強みを活かしながら、創造性を発揮します。

